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- 2026-03-25 Wed
アメリカ屈指のコレクションが大阪へ。選りすぐりの名品約150点が一堂に
3月20日(金・祝)、あべのハルカス美術館にて『ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト』が開幕しました。開幕に先駆けて開催された内覧会にお邪魔させていただきました!
ニューヨークにあるブルックリン博物館は、古代エジプトコレクションにおいて質・量ともにアメリカ屈指と名高い美術館です。本展では、そこから選りすぐられた彫刻、棺、宝飾品、土器、パピルス、そして人間やネコのミイラなど約150点の遺物を展示。私たちの想像を超える高度な文化を創出した人々の営みをひも解く、貴重な機会となっています。

《カノプス壺と蓋》(4体) 前664〜前525年頃またはそれ以降
■SHORT動画はコチラ!
「知っているようで知らない事実」から最新技術のピラミッド研究まで
会場内には、3000年の時を超えて届けられた名品群が並び、古代エジプトの濃密な歴史の空気が漂っています。本展の大きな魅力は、単に遺物を展示するだけでなく、「知っているようで知らない事実」から最新技術を使ったピラミッド研究まで、映像や音声も交えて多角的に紹介されている点です。

《王の頭部》前26500〜前2600年頃
展示の前半を彩るのは、精緻な彫刻や石造の数々。当時の人々の高い技術力や、そこに込められた深い信仰心をじっくりと感じ取ることができます。

《神官ホル(ホルス)のカルトナージュとミイラ》前760〜前558年頃
さらに奥へ進むと、本展の大きな見どころである棺やミイラのエリアへ。壁面に施された象形文字(ヒエログリフ)や、鮮やかな色彩がそのまま残る棺の姿は、見る者を神秘的な世界へと引き込みます。

《ネコの棺とミイラ》前664〜前332年
今回の展示では、人間だけでなく「ネコのミイラ」なども展示されており、古代エジプトにおける動物と信仰の深い結びつきを学ぶことができます。最新の科学の目で分析された解説プレートとあわせて見ることで、より深い発見が得られる構成です。

《ビーズの襟飾り》 新王国時代・アメンヘテプ3世治世、前1390〜前1352年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum
パピルスに描かれた図像や、洗練されたデザインの宝飾品など、当時の人々のリアルな営みを伝える遺物も充実。あべのハルカス美術館のモダンな空間の中で、三千年の歴史が持つ圧倒的な存在感に浸ることができます。
誰もが一度は惹かれる古代エジプトの世界ですが、ブルックリン博物館の名品を通じて見ると、新しい驚きと発見の連続でした。大阪マリオット都ホテルでのコラボスイーツなど、美術館の外でも楽しめる企画が満載です。ぜひ会場へ足を運び、三千年の謎をご自身の目で掘り起こしてみてください。
infomation
- 展覧会名
- ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト
- 会場
- べのハルカス美術館(あべのハルカス16階)
- 会期
- 2026年3月20日[金・祝]- 6月14日[日]
- 休館日
- 4月13日[月]、4月20日[月]、5月11日[月]
- 開催時間
- 火〜金 / 10:00〜20:00、月土日祝 / 10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
- チケット(税込)
- 一般2,300円|大高生1,800円|中小生500円
- お問い合わせ
- 06-4399-9050(あべのハルカス美術館)


















