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- 2025-10-05 Sun
待望の展覧会が開幕! 久元喜造神戸市長登壇の開会式が開催されました
「阪神・淡路大震災30年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス」が兵庫・神戸市立博物館にて9月20日に開幕しました。

開会式 テープカットの様子
開幕の前日には開会式と記者内覧会が実施され、久元喜造神戸市長、駐日オランダ王国大使館のロブ・アンダーソン全権公使が登壇しました。
■開会式の様子を「SHOMI」YouTubeにて紹介!
久元喜造神戸市長は、阪神・淡路大震災から30年。震災当時の厳しい日々を振り返り、「文化や芸術の力が、固まってしまった人々の心を優しく解きほぐし、前に進むための希望を与えてくれた」と、心からの実感を込めて語りました。ファン・ゴッホの代表作《夜のカフェテラス》は、夜空の深い青色と、カフェからこぼれる温かな黄色い光が見事な対比を見せています。市長は、「この絵が描く“活力と希望に満ちた夜の街”のように、皆さんの心にも明るい光が灯ることを願っています」とコメント。
駐日オランダ王国大使館のロブ・アンダーソン全権公使は、大震災からの復興に触れ、「レジリエンス(心の回復力)とは、困難な時こそ明るい光と慰めを探すこと」だと語り、ファン・ゴッホが日本の芸術にインスピレーションを得たように、この展覧会は日本とオランダを結ぶ象徴です。来場者には、ゴッホの作品を通して、美しさ、希望、そして生きる喜びを再発見してほしいと願っている、と結びました。
写真撮影OK作品も! 《夜のカフェテラス》をはじめとする名品の数々が展示!
本展では、展示作品のうち《夜のカフェテラス(フォルム広場)》《自画像》《石膏像のある静物》《レストランの室内》《草地》の5点は写真撮影が可能!
■「SHOMI」YouTubeショートにて内覧会の様子を紹介!
■フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)
オランダを代表する画家の一人、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)。現代でこそ世界的に高い人気を誇り、唯一無二ともいえる存在感を放つ画家となりましたが、その人生は苦難の連続でした。しかし、彼は困難に立ち向かい続け、諦めない強さ、そして癒しと安らぎを芸術に見出しました。
本展では、クレラー=ミュラー美術館が所蔵するコレクションから《夜のカフェテラス》をはじめとする名品の数々を展示。阪神・淡路大震災から30年の2025年に開催する第1期では、オランダ時代からアルルに至る画業前半の作品約60点を紹介し、誰もが知るファン・ゴッホになるまでを観ることができます。
クレラー=ミュラー美術館が所蔵する印象派のモネ、ルノワールらの油彩画も展示します。
infomation
- 展覧会名
- 阪神・淡路大震災30年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス
- 開催期間
- 2025年9月20日[土]~2026年2月1日[日]
- 開館時間
- 9:30~17:30(金曜と土曜は20:00まで)※最終入場は閉館の30分前
- 休館日
- 月曜日、12月30日(火)~1月1日(木・祝)(祝日の場合は開館し、翌平日に休館)
- 会場
- 神戸市立博物館
- 料金
- 一般 2,500円|大学生 1,250円|高校生以下無料
- 土日祝は入場予約優先制とします。詳細は、神戸展サイトをご確認ください。
- チケット・ご予約お問い合わせ
- 0570-08-9929(10:00~18:00)
- 展示に関するお問合わせ
- 078-391-0035(神戸市立博物館)















