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開幕! 世界的画家フィンセント・ファン・ゴッホ画業前半に焦点を当てた「阪神・淡路大震災30年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス」

待望の展覧会が開幕! 久元喜造神戸市長登壇の開会式が開催されました

「阪神・淡路大震災30年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス」が兵庫・神戸市立博物館にて9月20日に開幕しました。

開会式 テープカットの様子

開幕の前日には開会式と記者内覧会が実施され、久元喜造神戸市長、駐日オランダ王国大使館のロブ・アンダーソン全権公使が登壇しました。

■開会式の様子を「SHOMI」YouTubeにて紹介!

久元喜造神戸市長は、阪神・淡路大震災から30年。震災当時の厳しい日々を振り返り、「文化や芸術の力が、固まってしまった人々の心を優しく解きほぐし、前に進むための希望を与えてくれた」と、心からの実感を込めて語りました。ファン・ゴッホの代表作《夜のカフェテラス》は、夜空の深い青色と、カフェからこぼれる温かな黄色い光が見事な対比を見せています。市長は、「この絵が描く“活力と希望に満ちた夜の街”のように、皆さんの心にも明るい光が灯ることを願っています」とコメント。

駐日オランダ王国大使館のロブ・アンダーソン全権公使は、大震災からの復興に触れ、「レジリエンス(心の回復力)とは、困難な時こそ明るい光と慰めを探すこと」だと語り、ファン・ゴッホが日本の芸術にインスピレーションを得たように、この展覧会は日本とオランダを結ぶ象徴です。来場者には、ゴッホの作品を通して、美しさ、希望、そして生きる喜びを再発見してほしいと願っている、と結びました。

写真撮影OK作品も! 《夜のカフェテラス》をはじめとする名品の数々が展示!

本展では、展示作品のうち《夜のカフェテラス(フォルム広場)》《自画像》《石膏像のある静物》《レストランの室内》《草地》の5点は写真撮影が可能!

■「SHOMI」YouTubeショートにて内覧会の様子を紹介!

 

■フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)

オランダを代表する画家の一人、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)。現代でこそ世界的に高い人気を誇り、唯一無二ともいえる存在感を放つ画家となりましたが、その人生は苦難の連続でした。しかし、彼は困難に立ち向かい続け、諦めない強さ、そして癒しと安らぎを芸術に見出しました。

本展では、クレラー=ミュラー美術館が所蔵するコレクションから《夜のカフェテラス》をはじめとする名品の数々を展示。阪神・淡路大震災から30年の2025年に開催する第1期では、オランダ時代からアルルに至る画業前半の作品約60点を紹介し、誰もが知るファン・ゴッホになるまでを観ることができます。

クレラー=ミュラー美術館が所蔵する印象派のモネ、ルノワールらの油彩画も展示します。

infomation

展覧会名
阪神・淡路大震災30年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス  
開催期間
2025年9月20日[土]~2026年2月1日[日]  
開館時間
9:30~17:30(金曜と土曜は20:00まで)※最終入場は閉館の30分前  
休館日
月曜日、12月30日(火)~1月1日(木・祝)(祝日の場合は開館し、翌平日に休館)  
会場
神戸市立博物館  
料金
一般 2,500円|大学生 1,250円|高校生以下無料  
土日祝は入場予約優先制とします。詳細は、神戸展サイトをご確認ください。  
チケット・ご予約お問い合わせ
0570-08-9929(10:00~18:00)  
展示に関するお問合わせ
078-391-0035(神戸市立博物館)   

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