- アート
- 2022-05-23 Mon
【大阪2022/9/25まで】所蔵館以外では世界初!修復されたフェルメール《窓辺で手紙を読む女》
ヨハネス・フェルメール 《窓辺で手紙を読む女》(修復後)1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館 © Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Wolfgang Kreische
17世紀のオランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。
本作品は、1979年のⅩ線調査で壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明し、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。
しかし、その画中画はフェルメールの死後、何者かにより消されていたという最新の調査結果が、2019年に発表されました。
本展では、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった《窓辺で手紙を読む女》を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館でのお披露目に次いで公開します。(東京、北海道、大阪、宮城を巡回。)所蔵館以外での公開は、世界初となります。
加えて、同館が所蔵するレンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなどオランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も展示します。
infomation
- 展覧会名
- 特別展「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
- 会場
- 大阪市立美術館
- 会期
- 2022年7月16日(土)~9月25日(日)
- 開館時間
- 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
- (9月3日、10日、17日、23日、24日は9:30〜19:00(入館は18:30まで))
- 休館日
- 月曜日(7月18日、8月15日、9月19日は開館)、7月19日
- 観覧料
- 一般/2,100円(1,900円)、高大生/1,500円(1,300円)※消費税込
- お問い合わせ
- 大阪市総合コールセンター なにわコール 06-4301-7285(年中無休:午前8時-午後9時)
- 展覧会公式サイト
- https://www.ktv.jp/event/dresden-vermeer/
※新型コロナウイルス感染症の流行状況により、入場制限等を行う場合があります。
※災害などにより、中止・延期・変更となる場合があります。
※災害などにより臨時で休館となる場合があります。
[観覧について]土日祝は、予約優先制です。(8月12日、15日、9月20日、21日、22日を含む)
※( )内は、前売および20名以上の団体料金。
※前売券は7月15日(金)23:59まで販売予定。
※土日祝日は予約優先制です。混雑時には入場をお待ちいただく場合がございます。
※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。