- アート
- 2022-07-26 Tue
九兵衞と六兵衞を⼀本の軸で繋ぎながらその全体像を概観する初めての試みの展覧会
京都国⽴近代美術館にて2022年7⽉30⽇(⼟)から9⽉25⽇(⽇)まで 「⽣誕100年 清⽔九兵衞/六兵衞」が開催されます。
清⽔九兵衞/六兵衞は、塚本⽵⼗郎の三男として1922年に名古屋に⽣まれました。沖縄戦からの復員後、東京藝術⼤学⼯芸科鋳⾦部等で学び、1951年に六代清⽔六兵衞の養嗣⼦となり陶芸の道に進みました。陶芸家としての評価が⾼まる⼀⽅で「もの」と周囲の空間に対する関⼼が深まり、1966年に初めて彫刻作品を発表。1968年に「九兵衞」を名乗り、陶芸制作から離れ、アルミニウムを主な素材とする彫刻家として活動していきます。その作品は、構造と素材、空間などとの親和性(アフィニティ)を追求したもので、⽇本各地に設置された彫刻からもその創作意識を窺うことができます。清⽔は1980年の六代六兵衞の急逝を受けて七代六兵衞を襲名しました。その作品は、⼟の性質や焼成によるゆがみを意図的に⽤いたものであり、そこで得られた経験を、陶とアルミを組み合わせた作品、和紙やクリスタルガラスによる作品などに⽣かし、九兵衞/六兵衞としての新たな造形を⽰しました。
本展では、陶芸および彫刻作品のほか、清⽔⾃⾝が撮影した写真作品、彫刻制作のための図⾯やマケットなど、約170件の作品および関連資料を通じて、その⽣涯を回顧される。
infomation
※( )内は20名以上の団体、 夜間開館時(金曜17時以降)の夜間割引料金。
※高校生以下・18歳未満は無料*。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料*。
※母子家庭・父子家庭の世帯員の方は無料*。
*入館の際に証明できるものをご提示ください
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、 開館時間等は変更となる場合があります。 来館前に最新情報をご確認ください。