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正倉院1300年の物語を最新のデジタル技術がつまった特別展「正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-」

6月17日(火)に大阪歴史博物館にて、2025年8月24日(日)まで開催の正倉院1300年の物語を最新のデジタル技術を駆使した手法で紹介する展示イベント、特別展「正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-」の記者説明会・内覧会が大阪歴史博物館にて行われました。

幅約20メートルのスクリーン

 

展示会場では、宝物を360度からスキャンして取得された高精細な3Dデジタルデータに演出を加えた映像を幅約20メートルのスクリーンで上映しています。肉眼では捉えにくい宝物の細部や質感も詳しく映し出し、宝物美の世界に没入できます。

 

精細な3Dデジタルデータに演出を加えた映像は肉眼では捉えにくい宝物の細部や質感を映し出す

 

本展を監修した宮内庁正倉院事務所の飯田剛彦・所長は、「本展は、宝物の高精細データを活用した大規模な映像展示のほか、五感で味わっていただく展示を行い、著名なアーティストの方が宝物から着想を得て制作した新作を公開するなど、実験的かつ魅力的な試みが盛りだくさん。正倉院ファンの方のみならず、正倉院になじみのない方にもこれを機に親しみをもっていただきたい。正倉院宝物の新たな世界を十分に楽しんでいただき、宝物を次世代に守り伝えていく新たな今後の担い手になっていただければ」と語りました。

宮内庁正倉院事務所・飯田剛彦所長

 

 

天下の名香「蘭奢待(らんじゃたい)」を再現した香りが初公開!

天下の名香「蘭奢待(らんじゃたい)」を科学的に分析して再現した香りも初公開しています。会場では、ガラスボールの中に閉じ込めて香りを展示、来場者に実際に香りを嗅いでいただくことができます。

香りの体験コーナー

 

「蘭奢待(らんじゃたい)」※展示されている蘭奢待はレプリカです。

 

展示室内には、展覧会コラボレーションアーティストの篠原ともえさんが制作した、正倉院宝物の一つで、鳥の頭を象った蓋をもつペルシア風の水差し「漆胡瓶(しっこへい)」をモチーフにした新作ドレスも展示されています。

篠原ともえさん制作「漆胡瓶(しっこへい)」をモチーフにしたドレス

 

篠原さんのほかにも音楽、写真、陶芸といった幅広いジャンルで活躍する現代アーティストが、正倉院にインスピレーションを受けて制作した新作を展示されています。

infomation

展覧会名
特別展「正倉院 THE SHOW —感じる。いま、ここにある奇跡—」  
開催期間
2025年6月14日[土]~8月24日[金]  
開館時間
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)  
休館日
毎週火曜日(ただし、8月12日[火]は開館)  
会場
大阪歴史博物館  
料金
大人 2,000円|高校生・大学生 1,500円|小学生・中学生 1,000円  
[土日祝]一般 2,900円|中・高校生 2,000円|小学生 1,000円|障がい者割引2,200円  
お問合せ
なにわコール06-4301-7285(8:00~21:00無休)  
【巡回情報】
展覧会名:正倉院 THE SHOW —感じる。いま、ここにある奇跡—
会場:上野の森美術館(東京都台東区)
会期:2025年9月20日(土)~11月9日(日)
主催:上野の森美術館、「正倉院 THE SHOW」実行委員会
   (読売テレビ、読売新聞社、TOPPAN、角川メディアハウス)
監修:宮内庁正倉院事務所

※開館時間、休館日、観覧料などの詳細は、決まり次第公式ウェブサイト等にてお知らせします。

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