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映画【女神の継承】監督・キャストが緊急来阪! タイと韓国の文化は共通点が多い!? @シネマート心斎橋

【7 ⽉29日(金)全国ロードショー】

2022年7月30日(土)に、タイ×韓国のタッグで世界を震撼させた、2022ホラー映画の大本命『女神の継承』の公開に合わせて、監督・キャストが緊急来日。シネマート心斎橋にて舞台挨拶がおこなわれました。

舞台挨拶の様子を、YouTubeチャンネル「SHOMI」にてちょこっと紹介!

https://synca.jp/megami/

[登壇者]バンジョン・ピサンタナクーン(監督)、サワニー・ウトーンマ(二ム役)、ナリルヤ・グルモンコルペチ(ミン役)

韓国映画界の鬼才ナ・ホンジンが絶大な信頼を寄せるバンジョン・ピサンタナクーン監督、祈祷師一族の後継者ミンを演じたナリルヤ・グルモンコルペチ、祈祷師ニムを演じ、本国タイでは“舞台の女王”と称されるサワニー・ウトーンマが撮影時のエピソードを交え、本作の魅力を語りました。

 

――今作はどのようなところから着想を得て制作されたのでしょうか?
監督:今回は珍しいケースです。プロデューサーのナ・ホンジンが元々知り合いだった私に声をかけてくださり、韓国からタイへ舞台が変わりました。タイの祈祷師がテーマとなったので時間をかけてリサーチをしました。イサーン地方はタイの東北地方といえる地域で精霊信仰があり、自分も知らなかったので調べながらとてもワクワクしました。

 

――今回はドキュメンタリータッチの作品でしたが、キャスト陣が演じるうえで苦労はありましたか。
サワニー・ウトーンマ:演じてないように演じるのは難しかったです。

ナリルヤ・グルモンコルペチ:劇中の出来事は考えられていましたが、演技は即興になることが多く、監督が役者向けに演技を考えてくれました。

 

――韓国の文化をタイの文化に落とし込むことへ意識したことは?
監督:最初のプロット案は韓国版だったのですが、改めてタイのことをリサーチした時に、意外と韓国とタイの共通点が多いと思いました。世界の観客に見せるインターナショナルな視点を意識して制作しました。

 

―劇中では青い車に「この車は赤い」というシールが貼られている場面がとても印象的でした。
監督:あれはタイの迷信なんです。例えば、車を買って、霊媒師や占い師に「この日は車の縁起が悪い」と言われたとしても、買い換えるお金はないですよね。あのシールを貼って「この車を赤い」と言うことで、お化けを騙すようにシールを貼るんです。この考え方が結局ラストシーンの認識に繋がっていきますが、ネタばれになるので、これぐらいにしておきます。

最後に、登壇者全員で、タイ映画への応援を呼びかけた。

 

[STORY]
タイ東北部の村で脈々と受け継がれてきた祈祷師一族 美しき後継者を襲う不可解な現象の数々…
小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な
言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者
として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないかー。やがてニムはミンを救うために祈祷を
行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……

[映画紹介]
恐怖とエンターテイメントの完璧なる融合。
バンジョン・ピサンタナクーンが監督を務める『女神の継承』は、カンヌ国際映画祭に出品され、世界中の度肝を抜いた『哭声/コクソン』の続編として、ファン・ジョンミン(『ただ悪より救いたまえ』、『ベテラン』)が怪演した祈祷師・イルグァン
の物語をナ・ホンジンが思いついたことから、企画がスタート。その構想はタイの祈祷師をモチーフに、本作へと受け継がれ、『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える衝撃作が完成。

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